『6月病に要注意』イライラや気分の落ち込みの真実とは
イライラや気分の落ち込みは『脳報酬欠陥症候群』かも?
~トルクリリース・テクニックがあなたを救う~
6月に入り、気分が優れない、イライラする、やる気が出ない…そんな症状を感じていませんか?
もしかするとそれは、いわゆる『6月病』かもしれません。
この時期は、気候の変化や新生活の疲れが溜まり、心身ともに不安定になりやすいです。
でも、実はこの不調、『脳の報酬系』の働きが上手くいっていないことが原因かもしれません。
今回は脳報酬欠陥症候群(Reward Deficiency Syndrome :RDS)の関係、そしてトルクリリース・テクニック(TRT)が
どのようにその状態を緩和してくれるのかをご紹介します。
6月病とは?心と体のSOS
5月病はよく聞くけど、6月病もあると?と思う方もいるかもしれません。
実は、5月を乗り越えた後の6月に症状が現れる人も多いです。
よくある症状
〇なぜかイライラする
〇無気力になる
〇頭がボーっとする
〇寝ても疲れがとれない
〇やる気が出ない、自分が嫌になる
これは単なる気分の問題ではなく、脳の報酬系(ドーパミン系)が上手く働いていないことによって起こっている可能性があります。
脳報酬欠陥症候群(RSD)とは?
RDSとは、ドーパミンなどの神経伝達物質の分泌がうまくいかず、快楽ややる気を感じにくくなる状態です。
この理論は、うつ病・依存症・ADHDなどの多くの精神的問題の背景にあるとされ、様々な文献で報告されています。
☆トルクリリース・テクニック(TRT)とは?
TRTは、神経のバランスを整えることで自律神経と脳の働きを調整し、本来の治癒力・精神的安定を取り戻すためのテクニックです。
脳と脊髄は神経系で密接に繋がっており、TRTによる神経の干渉の除去は、結果的にドーパミン系の正常化にも寄与すると考えられます。
実際にTRTを受けたことで以下のような変化を報告された患者様が多くいます。
・気分が安定した
・頭がスッキリした
・イライラが減った
・子供に怒らなくなった
・やる気が戻った
TRTはなぜRDSに効果が期待できるのか?
TRTが働きかけるのは、脳幹から脊髄にかけての神経系。
この部分は、実はドーパミン系とも密接に関係しているのです。
神経系の干渉が減ることで、
・自律神経のバランスが整う
・脳の報酬系が正しく働くようになる
・セロトニンやドーパミンの分泌がスムースになる
という連鎖反応が起こり、イライラや気分の落ち込みが和らいでいくことが期待出来ます。
まとめ:6月病のような季節的な精神ストレスに悩む方は、単に『気分の問題』と片付けず、
脳神経系の機能バランスに注目することが重要です。
TRTは、自然な形で神経系の調整を行い、脳の報酬系に間接的に働きかけることで、
イライラや気分の落ち込みの改善をサポートすることが期待出来ます。
健康的で明るい未来をあなたに!
~実際の研究や報告~
・Blum, K., et al(1996).’ Reward Deficiency Syndrome: A Biogenetic Model for the Diagnosis and Treatment of Impulsive, Addictive and Compulsive Behaviors’. Journal of Psychoactive Drugs.
RDSという概念を提唱し、ドーパミン不足と行動・精神の問題の関係を示唆
・Holder, J.M., et al. (2008).’Improvement in functional outcomes following Torque Release technique care.‘ Journal of Pediatric, Maternal & Family Health
TRTが精神的・身体的機能に好影響を与える可能性を報告
・Robinson, D.L., et al.(2004).’Ventral striatal dopamine dynamics during reward learning.’ Nature Neuroscience.
ドーパミンの動態と報酬気鋭の関係についての基礎研究