神経の若返りが 全ての健康の 秘訣である

         

症例報告

クローン病を伴う肩こりや腰痛に対するカイロプラクティック的アプローチ

少しでも体の負担を減らす目的で行うカイロプラクティック的アプローチ

〈カウンセリング〉
慢性的に首、肩や背中が辛い。寝起きから最悪で動いていくと楽になる。
酷くなると後頭部に頭痛を感じることがある。
クローン病と診断されたのは8年前で、4カ月前にオペをして大腸の一部(横行結腸)を切除している。
数ヵ月後に大腸を繋げること、ストーマを取り除くオペを予定している。
整骨院などに行ってみたが、変化が無かったので、
少しでも体が変化して欲しくカイロに来てみた。

〈目的として〉
クローン病を目的として施術をすることはしません。
クローン病は腸に慢性的な炎症が起きる自己免疫疾患で、症状の悪化にはストレスが関わっているのではないかと考えられています。
ストレスがかかると自律神経やホルモンバランスが乱れ、腸内環境や免疫系にも影響を及ぼし、
炎症を助長してしまう可能性があります。
当院が使用するトルクリリース・テクニック(TRT)は、神経系に直接アプローチし、
脳と身体の情報伝達を整えるカイロプラクティックのテクニックのひとつです。
脳幹部や自律神経に関するポイントにアプローチする事で、ストレスに対する身体の反応を緩和、
身体がよりリラックスしやすい状態を作り出します。

このケアを継続的に受けることで、
・ストレスに対する身体の過剰な反応が減る
(ストレスホルモン(コルチゾール)分泌量が減りイライラしにくくなる)
・自律神経のバランスが整いやすくなる
・幸せホルモン(セロトニン、ドーパミンなど)が分泌されやすくなる
 (リフレッシュしやすくなるので、幸福感が増す)
・副交感神経の働きが高まり内臓器の働きが活発になる
・結果として、炎症が起こりにくい体の状態を目指すことが出来る
という好循環が期待されます。

〈現在の症状〉
・腹痛
・首こり 肩こり
・背部痛
・時々腰痛

〈検査・調整〉
腹部への負担を最小限に意識し検査も行う。
自律神経の働きを計測。

※現在の状態は白い点です。

かなり交感神経優位で副交感神経の働きを抑えている可能性が疑われた。
これでは内臓器の働きが不十分であることを意味する。
肩の筋肉の緊張が片方だけ強い、背中から腰の背骨が硬く柔軟性が低い。筋肉が緊張しやすく乳酸が溜まりやすい。
脳と体のコミュニケーションがスムースになるように、からだの中で最も悪影響を与えている神経系の機能低下を見極め、
適切な状態へ変化するように調整した。

2回目の来院は4日後。
10時間の立ち仕事で腰痛が酷い。首こり、肩こりは楽になった。
前回過緊張していた肩の筋肉は正常範囲内を保っていた。肩の筋肉バランスが以前より良くなっている。
脳と身体のコミュニケーションがスムースに行われるように、継続的に適切な状態になるように調整を行った。

3回目の来院は3日後。
主観的に前より状態が良くなっている気がする。
再度自律神経の働きを計測。

客観的にも良くなっている事が分かる。
交感神経と副交感神経のバランスが12点から99点へ大きく変化している。
たった2回の調整でここまで変化していることに私も驚いた。
内臓器の働きも期待が出来る。
継続的に生体力学的にも負担が減るようにアプローチしていく。

4回目の来院は7日後。
病院での検査で、炎症の数値が下がっていた。体の調子も良い。
主観的・客観的にも状態が安定していると思われるので、間隔を空けていく。
継続的に身体の状態を適切に整えた。

5回目の来院は約4ヶ月後。
状態が良すぎて忘れていた。手術の日程が決まったので、その前に整えに来られた。
自律神経の働きを計測。

少し状態が戻っていたが、初回ほどでは無かったので安心した。
首こりと肩こりがあり、寒暖差で体がだるくなる。

6回目手術最後の日。
身体は悪くない。再度自律神経の働きを計測。

自律神経の働きは理想的状態であると判断。
自然治癒力は以前より高まっていると思われるので、術後の回復も違っているだろう。

少しでも早くお身体が回復されることを願っております。

トルクリリース・テクニックは、関節をバキバキ鳴らす様な施術は行いません。
背骨の歪みに着目し矯正する方法では体の変化は遅いです。
大切な事はからだの中で最も悪影響を与えている神経系の部位を特定し神経機能を最適にする事。
QOLを少しでも高めたい方は、まずは週に二回を1ヵ月続けてみて下さい。
あなたの身体を変えられるのはあなただけです。
自然治癒力を最大限高めて、少しでも炎症が起こりにくい状態を作りましょう!

健康的で明るい未来をあなたに!

掲載許可取り済み

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